初めて自作PCを行う方で有れば、マザーボードって何のこっちゃ?と思います。
筆者も初めて自作PCを作っている父の横で見た時に何がなんだかよく分かりませんでした。
そこでマザーボードについて説明していこうと思います。
マザーボードの規格
・MicroATX (少しコンパクトに収めたい人向け。可もなく不可もなし!)
・Mini-ITX (小型で小ささこそ正義!みたいな人向け)
実際には、もっと多くの規格がありますが、一般的なものとしてはこの3つなので今回はこれらを題材とします。
/性能面での違いについて表で見る
結局、文章で色々と書いても伝わらないと思うので表にまとめました。
マザーボードの規格 | ATX | MicroATX | Mini−ITX |
サイズ(縦×横) | 244mm×305mm | 244mm×244mm | 170mm×170mm |
拡張スロット数(PCI) | 最大7つ | 最大4つ | 最大1つ |
メモリスロット数 | 最小4つ/最大8つ | 最小2つ/最大4つ | 最小1つ/最大2つ |
特徴 | ゲーミングPCのスタンダードサイズ | 省スペースに組み上げられる | かなり小さく組み上げられる |
もっと単純に言ってしまえば、今後を考えて拡張性重視なら ATX一択!
拡張性よりコンパクトに収めて部屋の景観を損いたくないって人は、Mini-TIXを候補に考えてもらえればと思います。
ATX規格
ATX規格は一般的に多く出回っている規格と考えております。初めて自作をするなら選んでおいて間違いないです!
(家具で言うと机になります。)
・PCI (Express)スロットが複数ある。
(人で言うとゲームをするなら3D処理をする職人用の部屋の数です。)
・拡張性が高い。
(用途に応じて構成変更が行いやすい。)
MicroATX規格
少しコンパクトな規格です。 ATXとほぼ同じくらいの拡張性を備えながら、物理的にマザーボードのサイズを小さくした物です。
(最近はメモリの大容量化も進んでいるのであまり気にする必要はない)
・PCI (Express)スロットがATX規格と比べ少ない
(ゲームをしながら録画する場合など困ることがある。)
Mini-ITX規格
小型のマザーボード。
拡張性は乏しく、これを最初に選ばない方がいい。
ただし、PC本体も小さくすることができるので、会社や家電量販店に置いてある様な、張り切ってデカデカとしたものは要らない!小ささこそ正義!って人向け。
(不便を感じるかも)
・PCI (Express)スロットが1つだけ。
(人によっては使い物にならないマザーボードになってしまう)
・コンパクトに仕上げられる。
(言い方を変えればロマンを詰め込める!)
選定例
何となく雰囲気は掴んできたかと思いますが、「で、結局どうすればいいんだろう?」となるかと思うので選定例を挙げておきますの参考にしてください。
性能云々は置いておいてほぼ、個人の主観による内容です。
▼ ATXを選んだ方がいい人
メモリサイズは多いに越したことはないと聞いたことあるので、メモリは32GB詰んでるぜ!とか言ってみたい。
キャプチャーボードも内蔵してデスク周りをスッキリさせつつゲーム配信したい!
PCケースは大きこそ正義!デカイ空間に色々と詰め込み、ギチギチにするこそロマン!
▼MicroATXを選んだ方がいい人
デカすぎると邪魔だし、小さすぎると拡張性が…
コンパクトでも拡張性も欲しい、無い物ねだりを満たしたい!
机の上に置いて雰囲気を出したい!
▼Mini-ITX
ちっこくてパワフルなPCを組みたい!
部屋の景観を損いたくない!カラーボックスとかに収めたい!
使わなくなることを考えると大き筐体を購入する勇気が出ない!
最小サイズだけど最新のPCゲームも遊べる様に組んでいるので、PCは小さく性能は高くを実現しています。
ようは、ロマンを詰め込んでいます!